枯れた技術の養分思考

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2号機世代にパチスロの話を聞いた話

まあ僕は普段は一般の二次元オタクをしているので同人イベントのスタッフというのをしているのだけれど、まあそこには老若男女問わずいろんな人がいる

そう パチスロを20年以上打ち続けているような先人もいる

今日はそんな大先輩に昔の(特に4号機時代の)パチスロの話をしてもらったことをインタビュー形式で書いてみようかと思う

だいたいネットに書いてあることと同じなのでめちゃめちゃ面白い話ではないということだけは前置きしておく 少なくとも生でこういう話を聞けるのは楽しかった

 

・単純に4号機時代ってどうだったんですか?

単純に「いい時代」だったなあ。今と違ってちゃんとイベントだとかモーニング(朝一のボーナス・AT・ART確定状態スタート)やらがあったからね。

何より夕方にある設定公開が一番の魅力だった。高設定の挙動ってあるじゃない?今の状況だといくら挙動が良くても、出玉があってもそこから一気に転落して低設定に収束するのって珍しくないでしょ。それが夕方には確信に変わって、みんなそこからブン回すわけ。今と違うところっていえば、やめどきがその設定公開の時間だったってとこかなあ。

 

・好きで打ってた台は何ですか?

4号機は隅から隅まで打ってたけど、やっぱり「獣王」が好きだったなあ。それと「コンチ4X」。ほぼ毎ゲーム15枚役の払い出しで純増10枚ってのは今じゃ考えられないからねえ。「ミリオンゴッド」は当時実際に打ったけど、本当にものすごい台だった。1/8192で5000枚出るんだから、それ引くだけでその日は勝ちなわけだからね。

 

・ノーマルタイプはどんな感じでしたか?

今は5号機で人気あるけど、やっぱり「大花火」とか打ってたな。711枚ってのは技術よりも運が必要で、ハズレを引かないとか最終ゲームでJACインさせなきゃいけないとかあるから、1回くらいしか成功したことないんだよね。

それでも1回のボーナスで340枚くらいは出るんだけど、その普通に打ってるだけの出玉だと機械割が(法律で決まっている)119.9%に抑えられてるわけ。それが技術介入によって200、300枚近く変わるから機械割が一気に140%くらいに跳ね上がる、ってことなんだよ。

 

・ところで「北斗専門店」って実際どうだったんですか?

確かにあったし、かなり繁盛してたよ。今もそうだけど、ATに入れば設定関係なかったってギャンブル性が魅力だったってことだね。北斗はアニメ化したとはいえ、パチスロが無かったら今はもうあんまり知られてない作品になってたかもしれない。

俺がオタクだから言えるんだけど、オタクはもっとパチンコ・パチスロを嫌いすぎだと思うんだよね。マクロスしかりアクエリオンしかり、続編を出せるのは正直この遊技機のおかげと言って間違いではないんだから……。

 

・今のパチスロってどうですか?

まあ自主規制でしんどいのはわかるけど、やっぱり打ち手としてはキツすぎるなあ。4号機時代に実際打ってた身からするとなおさら。

それでもやめられないのは、ギャンブルであるということ以前に単純にパチスロが好きだからだと思う。パチスロは日本にしかないんだから、これはもう文化として捉えるべきなんだよ。例えばバーサスで言う「成立ゲームで赤7は揃わない」とか、そういう嫌がらせみたいなのがあるって部分が昔ながらの日本のゲームっぽいじゃない。

 

 

……と、まあそんな感じの話をしてきました 本当はもっと詳しく聞きたかったけど、飲み会の席で聞いたことを思い出しながら書いたのでこんなもので

パチスロ打ち始めて1年ちょいしか経ってないけど、もっと人口増えないかなあ と思うのでした